2009年05月05日

日本城郭大系によると、武田氏が小諸鍋蓋城を佐久の一基地とした時、その支城として築かれたものであろうか?とのことで立ち寄ってみました。
住所が飯綱山だったので飯綱山公園を目指しました。
小諸高原美術館の駐車場に車を止めてちょうど美術館の人がいたので富士見城について聞いてみたところ駐車場から美術館の反対側にあって歴史の広場になっているとのことでした。
極めて見晴らしが良いのでスケッチなどをしに来る人が多いとのことでした。
旗塚

入口には飯綱山公園歴史の広場総合案内図があって鳥瞰図になっていて城跡の全容が分かりやすく描かれていました。
登り始めると旗塚、堀切1、五の郭、堀切2、四の郭、堀切3を橋で越えて主郭にたどり着きました。
なだらかなので誰でも歩けると思います。ちょうど真下に上信越道のトンネルがあるので車の走行音がうるさかったです。
主郭周辺から南側は木が伐採されていたので下を覗くと足がすくむほどの急坂で迫力がありました。
どこの山城に行っても木が鬱蒼と生えていますが、これが本当の姿なのかもしれませんね。

主郭を越えて、堀切4、二の郭、三の郭と続きます。こちらに下ってくると南側の壮大な石垣群を確認することができます。山の中腹で石垣の中を通ることができる遊歩道があるので帰路はそこからまた駐車場に戻りました。
